フィギュアスケートの世界選手権(22日開幕、さいたまスーパーアリーナ)で初優勝を目指すペアの〝りくりゅう〟こと三浦璃来(21)、木原龍一(30=ともに木下グループ)組に対し、後輩ペアも大きな期待を寄せている。

 昨季の世界選手権で銀メダルを獲得した〝りくりゅう〟は、今季も圧巻の強さを披露。昨年12月のグランプリ(GP)ファイナル、四大陸選手権で日本勢初Vを達成した。今大会でも金メダルを手にすれば、日本史上初の同一シーズンでの主要3大会制覇「年間グランドスラム」の快挙となる。

 そんな先輩たちに、同門の〝はるすみ〟こと村上遥奈(14)、森口澄士組(21=ともに木下アカデミー)も熱視線を送っている。一緒に練習をする際には、アドバイスをもらうこともあるという憧れの存在に向けて、村上は「みんなに感動を与えてくれる演技を見たいです」とエール。森口も「2人が僕たちに希望を見せてくれたように、世界選手権でも練習時などにいつも見せてきた輝きを見られたらうれしい」と声を弾ませた。

〝はるすみ〟こと村上遥奈、森口澄士ペア
〝はるすみ〟こと村上遥奈、森口澄士ペア

 21日にメインリンクで行われた公式練習に参加した〝りくりゅう〟は、ショートプログラム(SP)の曲かけでツイストやリフトなどを確認。三浦は「(カナダの)ホームリンクでいい練習が積めてきた。すごく自信がある。今はやってきた練習に自信を持っているので、それを出せるかというワクワク感が大きい」。木原も「緊張感よりもうれしさ、ワクワク感、感謝の気持ちが強い」と手応えを口にした。

 ペアのSPは22日、フリーは23日に実施される。日本史上初となる同一シーズンでの主要3大会制覇「年間グランドスラム」へ、日本が誇る最強ペアに死角はなさそうだ。