新日本プロレス21日長岡大会で、IWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロム(33)がリオ・ラッシュ(28)の挑戦を退け、2度目の防衛に成功した。

 驚異の身体能力を誇る挑戦者に大苦戦を強いられた。リバースフランケンシュタイナーから変型スタナーを浴びたヒロムは、背中へのファイナルアワー(開脚式ダイビングボディープレス)を決められる。正調のファイナルアワーをヒザで迎撃しTIME BOMBをさく裂させたが、3カウントは奪えない。

 互いに一歩も譲らない一進一退の攻防から、リオのタッグパートナー・YOHの必殺技であるDIRECT DRIVEから、またしてもファイナルアワーを狙われる。しかし、ヒロムはこれも間一髪で回避して反撃開始。初公開のTIME BOMB Ⅰ・Ⅴから強烈なヒロムちゃんボンバー(ラリアート)で挑戦者を吹き飛ばすと、最後はTIME BOMBⅡで激闘に終止符を打った。

リオ・ラッシュ(左)を追い込むヒロム
リオ・ラッシュ(左)を追い込むヒロム

 試合後のリング上にはザック・セイバーJr.が登場。会場ビジョンで新たにTMDK入りしたロビー・イーグルスからの挑戦表明メッセージビデオが流された。4月8日両国大会での王座戦を要求されたヒロムは「俺が受けると思うか、この挑戦? この挑戦は残念ですが…もちろん…受けるに決まってんだろ! 楽しみで仕方ねえよ。相手にとって何の不満もねえよ。最高じゃねえか。その代わり、俺のこと楽しませてくれるんだろうな」と受諾した。

 次から次へと挑戦者が現れる状況を歓迎する一方で、リオに続き2回連続でビデオメッセージを送ってきた人間の挑戦がすんなり決まったことには疑問も残る。

 ヒロムは「この挑戦表明がありだったら、誰でもいいということですよね? じゃあロビー・イーグルスの後にばってん×ぶらぶらさんがもしVを送ってきたら、俺は挑戦を受けないといけないんでしょうか? その答えはもちろんばってんでしょう。挑戦相手がいるというのはすごくいいことだと思います。でも、今度はちゃんと目の前に来てほしいよね」と問題提起することも忘れなかった。