米女子ツアー「HSBC女子世界選手権」3日目(4日、シンガポール・セントーサGC=パー72)、34位スタートの渋野日向子(24=サントリー)は2バーディー、2ボギーの72と伸ばせず、首位と11打差の通算3アンダーの30位で最終日を迎えることになった。

 この日もインスタートの終盤に〝ドラマ〟が待っていた。2日目に2オンイーグルを達成した8番パー5。2打目を右のブッシュに打ち込んでしまう。アンプレヤブルの処置でドロップするも、今度は溝に落ちてしまい、その救済で別の場所からドロップして4オン。そこから2パットでボギーとしてしまった。しかし最終9番パー4で1メートルを沈めてバーディーで締めた。

 渋野は「ショットがボロボロでチャンスが少なかった。パー5で2つ落として悔いが残る」と無念の表情。8番の前には、5番パー5で3打目をグリーン右の池に入れてボギーとする一方で、5メートルを入れてダボを回避する粘りを見せた。

 この日も途中降雨の中でプレーを強いられ、6番の2打目地点で中断が入るなど、集中しづらい状況でのプレーが続くのもあるとはいえ、まだ新スイングは安定しない。「体がブレて引っかけもあったし、右にいくボールも多かった。感覚的には気持ち悪い感じはあった」

 それでも最後の最後でつかめることもあった。「最終ホールだけいいショットが打てた。体を使って振り切れていなかったし、トップまで上げるときも使え切れてなかったので、おなかとか上半身を意識して丁寧に振ろうと思ったらいいショットが打てた」。この感覚を最終日につなげていきたいところだ。