女子ゴルフの渋野日向子(24=サントリー)が、今季から取り組む新スイングの不安をパッティングでカバーしている。
今季2戦目となる米ツアー「HSBC女子世界選手権」初日(2日、シンガポール・セントーサGC=パー72)は、2バーディー、2ボギーの72で回り、イーブンパーの36位。ショットに苦しみ「フルショットが右にいくことが多かったし、抑えのショットも少し引っかけたり、右に出てしまう。緩む場面がすごく多かった。途中いろいろ確認しながらやってはいたけど、最後までつかめず、もどかしい気持ちの中でやっていた」と悔しがった。
昨季はショットが荒れるとスコアを崩す傾向があったが、パットのおかげでイーブンパーで踏みとどまった。この日は出だしの10番パー4で7メートルのパーパットをねじ込んだのが、象徴的だった。本人は「パットもそれなりに助けてくれた。(10番は)ショットがボロボロだったので、適当に打ったわけじゃないけど、まっすぐ打てと思って打ったら入った」。10番以外でも、微妙な距離のパーパットを入れてしのいだ。
今季初戦、先週の「ホンダLPGA」3日目(2月25日)では、インスタートの18番パー5で15メートルのパーパット、続く1番パーで10メートルのイーグルパットを沈め、66と好スコアをマーク。そのときも「ショットはよくないけど、パットに助けられた」と実感を込めて語っていた。しかし今季ここまでショートパットのミスや大オーバーもあるなど絶好調というわけではないが、〝代名詞〟である強気パット復活の兆しを感じさせる。
新スイングの完成度アップとパターの調子がかみ合ってくれば、上位争い、そして米ツアーメンバーとしての初優勝も期待できそうだ。












