すい星のごとく現れた17歳の怪物ストライカーが、2026年北中米W杯へ森保ジャパンの切り札となるか。J2磐田のFW後藤啓介(17)が、18日の岡山戦で途中出場ながら2得点。高校2年生が衝撃のJデビューを飾った。身長191センチの大器で注目を集める超新星を、元日本代表FW武田修宏氏(55=本紙評論家)が絶賛。A代表へのサプライズ招集を猛プッシュした。
J開幕節で最もインパクトを与えたのが後藤だ。今季U―18から飛び級でトップ昇格すると、開幕戦の岡山戦で後半19分から途中出場。44分に右足、アディショナルタイムにはMF遠藤保仁からのクロスを豪快ヘッドで、いきなり2得点を決める大活躍を見せた。
17歳260日でのゴールはFW高原直泰(沖縄SV)のクラブ最年少得点記録も更新。チームは2―3と敗れたが、規格外のデビューでサッカー界を震撼させている。
武田氏は古巣の磐田に出現した怪物ストライカーを「なんといっても、191センチという高さは攻守両面で大きな武器になる。そして高さだけでなく、もともと中盤でゲームメークもしていてテクニックもあり、パスも出せる」と高く評価。高身長の選手にありがちな〝デカいだけ〟ではなく、さまざまな能力を兼ね備えた万能型FWというわけだ。
そして一番の強みは〝ハート〟だ。「開幕戦では闘争心を前面に出していて、気持ちで押す今どき珍しいタイプ。負けん気が強く、以前は指導者とぶつかることもあったようだが、良い意味でメンタリティーが強く、海外のストライカーを思わせる選手だ」と絶賛。そうした精神力の強さから「キャプテンもやったことがあり、リーダーシップもある」と求心力の高さも売りだ。
心身両面でスケールの大きい超逸材に武田氏は「化けるかもしれない」とした上でこう続ける。「森保ジャパンでは、どんどん若い選手を入れていく流れになっている。これから得点を重ねていけば、代表にも呼ばれるだろう。アジアで勝つには高さも必要だし、まずは親善試合から試して育成していくのではないか」。
次回の北中米W杯へ向けて、点取り屋として大きな期待を寄せ「磐田の横内(昭展)監督と森保監督の間柄、すぐに連絡がいくと思う」と森保ジャパンを支えた腹心とのホットラインも招集を後押しすると指摘した。
日本待望の大型FWがブレークなるか。












