大相撲の大関貴景勝(26=常盤山)が23日、東京・板橋区のときわ台駅前で開かれた初場所の優勝報告会に出席した。貴景勝は1月の初場所で13場所ぶり3度目の優勝を達成。次の春場所(3月12日初日、大阪府立体育会館)で綱取りに挑戦する。

 貴景勝は詰めかけた約2000人のファンを前に「ご縁あって(部屋が移転した)2年前から板橋区でお世話になり、皆さんに喜んでいただきたいと思って頑張ってきた。やっと少し結果を残すことができて本当にうれしいです」と優勝を報告。「来場所は大事な場所になると思う。自分の夢でもある横綱に向かって、勝とうが負けようが気迫のある相撲を取りたい。いい成績で板橋に帰ってくることができるように頑張ります」と綱取りへ向けて意気込んだ。

 この日の報告会に出席した板橋区の坂本健区長は、貴景勝が春場所を制して横綱昇進を果たせば、祝賀パレードの実施と板橋区民栄誉賞を授与するプランを披露。「次も優勝なら、パレードを考える必要がある。(横綱昇進は)一生で一度のビッグイベントですから。五輪で金メダルになると一番最高位の区民栄誉賞。横綱になれば、そういう話にもなると思う」と語った。

 板橋区民栄誉賞は過去にロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダルの村田諒太、東京五輪フェンシング団体男子エペ金メダルの加納虹輝らが受賞。貴景勝にとっては大きな発奮材料となりそうだ。