弁護士の三輪記子氏が3日、ABCテレビ「news おかえり」に出演。大手回転ずしチェーン「スシロー」の迷惑動画問題について解説した。

「スシロー」に関しては、店舗で若い男性客が唾液をつけた指でレーンを流れるすしを触るなどした動画が拡散し大騒動となっている。

「スシロー」は迷惑動画を受け郊外型の店舗でテーブル席と提供レーンの間にアクリル板を設置。湯飲みの洗浄、醤油さしのボトルの入れ替えなどを行った。また、一連のニュースの影響で時価総額が一時約168億円下落したという。

「スシロー」は迷惑行為の当事者と保護者の謝罪を受けたが、警察に出した被害届は取り下げない方針。「引き続き刑事、民事の両面から厳正に対処する」としている。

 このニュースで「回転すしに気軽に行くのが怖い」といった声も聞かれる。売り上げが下がった場合はどうなるのか?と尋ねられた三輪氏は「非常に難しい。今回の動画の拡散によって売り上げが下がったというふうに認められるかどうか。感覚的には今回のせいで行きたい人が減ってしまったから売り上げが下がった、というのは分かるんですけど、法的にそれが因果関係が認められる損害と言えるかというのは別問題」と説明した。

 動画投稿者は未成年とされる。その場合、賠償金は保護者が払うのか?

 三輪氏は「その未成年に責任能力があれば未成年が支払いの責任を負う場合もある。だが、資力があるかないかに関わらず、親にも一定の責任が生じる場合がある。経済力に関係なく親にも監督責任が認められるような場合には、責任が生じると考えてもらえればいい」と語った。

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