【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑#503】米国には「ゴートマン」という獣人型UMAの目撃証言が存在している。直訳するとヤギ男だが、目撃者の描いた想像図では、頭部がどう見てもヒツジという奇妙なUMAでもある。
ゴートマンは身長2メートル、全身を白いカールした毛に覆われており、カリフォルニア州ベンチュラ郡のサンタ・ポーラ付近で目撃証言が多く寄せられている。中でもカリフォルニアの酪農工場のビリワック・デリー付近で目撃されたため、この工場の名前から「ビリワック・モンスター」と呼ばれることもある。
そんなゴートマンがカリフォルニア州から離れたメリーランド州でも出没していた?という説が出てきている。民俗学の専門家であるトーマス・マーカム氏によれば、メリーランド州に存在する鉄道の橋である旧アルトン橋は地元では「ゴートマンズ・ブリッジ」と呼ばれているという。
橋を渡ろうとすると、橋の周辺で「ヤギの頭をした人物」が出現するためこの名前がついた。この「ヤギの頭をした人物」については諸説あり、ある噂では「悪魔の力を得るためにヤギを生贄に差し出した農夫」だとか、別の噂では「人体実験の失敗作」とか「粗末に扱われた後に復讐を誓ったサーカスの奇人」だと言われている。
しかし、マーカム氏は「ゴートマンの本当の起源は明確になってはいないが、目撃情報はもう何年も続いている。初めて目撃証言のあった1930年代後半以来、この橋ではたびたび恐ろしい目撃談が報告されているのは確かです」とし、ゴートマンの活動は近年でも衰えてはいないと語る。
「注目すべきは、あの鉄道架台周辺はゴートマンのすみかと言われており、ゴートマンが橋からその下を通る車の屋根に飛び降りたという報告もあるそうです。調べたら少なくとも5人の死者が出ていました。いずれも橋とゴートマンに関係していた事が分かっています。だとすると、ゴートマンが多くの人々の命を何度も奪って来たことになります」
マーカム氏は現在もゴートマンに関する調査を行っており、自身のウェブサイト「TheCryptoCrew」で、ゴートマンに関する情報をまとめている。最近では「ゴートマンが犬や猫などの小さなペットをさらって殺す」という情報も追加されていたとか。気になる人はサイトをのぞいてみてはいかがだろうか。













