今季終了後にFAになるエンゼルスの大谷翔平投手(28=写真)の移籍先の最有力候補の一つにメッツは挙げられているが、実際はどうか。ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者は大富豪のスティーブ・コーエン氏がオーナーを務めるメッツと大谷の相性が良いとしながらも、メッツに予想される3つの障害を紹介している。
1つ目は「5年前に大谷がメジャー移籍した際、最終候補に残った7チーム中5チームが西海岸だった。ドジャース、ジャイアンツ、パドレス、エンゼルスは大谷争奪戦に再び加わる可能性が高い」と、東海岸はリストから外しているのではないかということ。5年前、大谷はある球団の幹部に「ニューヨークには行きたくない」と語ったという。「ドジャースが最大の脅威」と指摘した。
2番目は「大谷はお金に無頓着に思える」だ。大谷は大きな契約を結ぶことができる25歳を待つことなく、メジャーに移籍。「結果的に何千万ドルも損しているが、不満をもらしたことはない」と説明。コーエン氏がいくらお金を積んでも決断に関係ないかもしれない。
最後が俗に言うコーエン税の膨張だ。「いくらコーエン氏の財力が巨大で、誰にもないリスク許容度を持っていたとしても限度はある」と断じた。2024年のメッツのぜいたく税は、規定額を3年連続で超えることで今季の90%から110%に増大。「大谷の年俸が5000万ドル(約64億3000万円)だとしたら、コーエン氏はぜいたく税を1億500万ドル(約135億円)支払うことになる。ほとんどの人が諦める金額だ」と手厳しい。
コーエン氏は携帯のテキストメッセージで「来季のことを考えるのは難しい。今は今季に集中しているから」とコメントしたという。
史上初の5億ドル(約643億円)超えと注目されている大谷争奪戦。メッツが名乗りを上げれば一気に突破しそうだ。












