夢は大きく――。卓球の全日本選手権6日目(28日、東京体育館)、女子ダブルス決勝は伊藤美誠(スターツ)、早田ひな(日本生命)組が成本綾海、井絢乃(ともに中国電力)組を3―0でストレートで下し、史上初の5連覇に輝いた。
最強の座を改めて証明した。第1ゲームを11―7で先取すると、第2、3ゲームを奪取。最後まで相手に流れを渡さなかった。早田は「初優勝からもう5年もたつんだっていう感じ。常に美誠が隣にいてくれて、どんな時も一緒に戦ってくれた。長いようで短い5年間、こういう形で優勝できてよかった」と感謝の言葉を口にした。
22歳の同級生コンビは、相性も抜群だ。伊藤が「私のよさを引き出してくれる。私自身も自由にやりやすい。ダブルスでひなと組むときはすごく余裕がある」と明かすと、早田も「そうやって言ってもらえるのはすごくうれしい」と照れ笑いを浮かべた。試合ではことあるごとにコミュニケーションを重ね、戦術を入念に確認。安定した戦いぶりでライバルを返り討ちにした。
今後は世界選手権での金メダルを目標に掲げていく一方で、ある野望も抱いている。早田は「美誠と出させてもらえる限りはずっと(全日本選手権での)優勝を狙いたい。10連覇とか?(笑い)。将来は美誠に卓球させるために私の方からダブルスに誘っているかもしれないですけど、何連覇も目指して頑張りたい」とラブコール。隣の伊藤からは自然と笑顔がこぼれた。
コート内外で絆の深さが垣間見えた〝みまひな〟は、これからも連勝街道を突っ走る。












