【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑#502】東南アジアで撮影されたとされる動画がTikTokにアップされ、話題になっている。夜間に飼育されているヤギたちの様子を捉えた動画なのだが、どうも様子がおかしい。白と茶色の毛皮のヤギの背中に、黒く長い髪の塊のようなものが張り付いており、ヤギたちがおびえているように見えるのだ。
周りで数人の男たちが棒で黒い塊をたたき落とそうとするが、謎の物体はしばらく背中に張り付いたままだ。その後、黒い塊は地面に落ちると、まるで魚か何かのようにスルスルと素早く地面を這って逃げていってしまう。TikTokの動画はここで終わっているが、もう少し長い他の動画ではその後、水の中に入って泳いでいってしまう様子まで記録されていたという。
この動画は海外のニュースサイトや日本ではTBSの特番でも紹介され、その番組中ではマレーシアやインドネシアなどに伝わる吸血妖怪の「ポンティアナク」ではないか、と紹介されていたようだ。また、海外のメディアではヤギを襲っていたことから、同じくヤギを襲って血を吸うチュパカブラの亜種ではないか、という推測がなされていた。
果たして、この髪の塊のような怪物の正体は何なのだろうか。動画の画質が非常に粗いことから断定はしかねるが、海外の専門家からは、小道具を用いたトリック映像である可能性がささやかれている。長い黒髪のウィッグにヒモをつけて画面の死角から引っ張っているようにも見えるが、単にウィッグのみだと地面の石などに引っかかってしまう可能性が高いので、大型のコウモリを捕まえるための網も利用しているのではないか、という説が出ているようだ。












