今冬の市場で移籍すべきなのか? 去就注目の日本代表MF三笘薫(25=ブライトン)は、世界最高峰のイングランド・プレミアリーグで鮮烈なプレーを続けて脚光を浴びている。カタールW杯でも活躍した直後とあって、現地では強豪ビッグクラブからの関心が取りざたされる中、元日本代表MF前園真聖氏(49=本紙評論家)が、最適な移籍のタイミングを指摘した。
三笘はカタールW杯で強豪相手に得意のドリブルで翻弄。スペイン戦での〝1ミリクロス〟も話題を呼ぶなど世界中から注目を集めた。
W杯後にリーグ戦が再開されると、さらにすごみを増し、昨年12月31日には首位を独走するアーセナル戦、続く3日のエバートン戦と2試合連続ゴール。14日のリバプール戦では、ドリブル突破などで何度も見せ場をつくる大活躍で、3―0の快勝に大きく貢献した。
三笘の株は急上昇で、リバプールやアーセナル、チェルシーなど世界屈指の名門が獲得に関心を寄せており、現地では今冬の移籍市場でのステップアップなるか、去就に関する報道がヒートアップしているほどだ。
それでは〝売り時〟の今、移籍すべきなのか。前園氏は「W杯前から先発で試合に出始めたばかりで、1シーズンをフルに活躍しているわけではありません。まずはブライトンでシーズンを通して活躍できるかどうかが大事です。十分通用するところは見せていますが、チームも好調ですし、この冬は出るタイミングではないと思います。その理由もないでしょう」と指摘する。
性急にステップアップを目指すのではなく、今冬の移籍は見送って、腰を据えてシーズンをフルに活躍できると証明することが最優先。それが後々に選手としての価値を高めることにもつながるというわけだ。
ただ、このまま高いパフォーマンスを続ければ、今季終了後には移籍も選択肢に入ってくる。前園氏は「声もかかってくるでしょうし、同じプレミアリーグの上位のチームがいいと思います」と期待。その一方で「どのチームにいくのかをしっかり選ばないといけません。試合に出られ、活躍できるチームにいかなければ意味がありません」と強調した。
MF南野拓実(モナコ)が、強豪リバプールに移籍しながら思うように出場機会を得られず退団した例もあるだけに、チーム状況を慎重に見極めなければならない。三笘の決断に注目が集まる。











