韓国で〝天野ダービー〟が注目を集めている。韓国プロサッカー連盟は13日、今季の韓国1部(Kリーグ1部)リーグの日程を発表し、開幕戦(2月25日)で元日本代表MF天野純(31)の新旧所属クラブである蔚山と全北が対戦する。

 開幕戦では蔚山が全北をホームに迎え撃つ。かねてライバル関係ではあるが、今回は新たな因縁要素が加わっている。天野は、2022年にJ1横浜Mから期限付き移籍した蔚山でプレーし、今オフに全北へ移籍。複数の韓国メディアによると、蔚山の洪明甫監督(ホン・ミョンボ)が「今まで会った日本人選手の中で最悪だ」などと猛批判を展開した。

 すると今度は天野が、韓国紙「スポーツ東亜」に「(ライバルチームへの移籍は)簡単ではない決定だ。想像すらしてみたことがなく、複雑な感情だった。蔚山でタイトルを手に入れた。より高いレベルに達するために、チャレンジングな選択をした」と移籍を説明していた。

 韓国国内で、この移籍騒動が大きく取り上げられた中、開幕戦で激突するのだから盛り上がらないわけがない。同国メディア「スターニュース」は「天野ダービーでスタート!」と題して開幕カードのニュースを報じた。蔚山ではJ1浦和から移籍したMF江坂任が今季からプレー。現地で日本人対決にもスポットは当たるのだろうか。