女子プロレス「スターダム」のハイスピード王者AZM(20)が、同王座の歴史に名を刻む。
8日の名古屋国際会議場イベントホール大会では〝闇の黒虎〟スターライト・キッドとV10戦で激突。永遠のライバルとの一戦を「自分を追い詰める意味も込めて逆指名した」と説明する。
「私は感情表現が苦手で、ポーカーフェースって言われる。けど、キッドと戦うと感情のキャパが超えて、限界突破するんですよ。そこで違う発想が生まれることが多い」
キッドからベルトを奪取した昨年2月の長岡大会は、ハイスピード史上に残るベストバウトとして海外でも話題になった。だが、今回は記憶より記録だ。現在、岩谷麻優が2016年11月に樹立した最多連続防衛記録「V9」に並んでおり、勝てば最多記録を更新するからだ。
それだけではない。2度の戴冠で最多通算防衛回数を「13」まで伸ばしており、夏樹☆たいようが持つ1年10か月の最長保持記録超えを目標にする。「『他のベルトに挑戦したら?』と言われることもあるけど、何から何までハイスピードの記録に名前を残してから、次のステップに進みたい」と目を輝かせる。
キッドの提案により、王者・上谷沙弥vs壮麗亜美のワンダー王座戦を差し置き大会メインに据えられることが濃厚。くしくも18年4月、同会場の第3試合でフューチャー王座をかけて戦ったのがキッドだった。「同じ会場で今回はメインで戦えれば、すごく感慨深い。めちゃくちゃエモくないですか」。2つ目の記録へ一直線だ。












