2、3日に行われた第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で総合2位に入った中大の藤原正和監督は、さらなる目標を掲げている。

 前回大会で10年ぶりにシード権を獲得すると、今大会は22年ぶりにトップ3入り。古豪復活を印象づけたが、藤原監督は「私としてはまだ道半ばですし、来年は総合優勝をしたい。それで終わりではなくて、青山(学院大)さんの次と言ったら失礼かもしれないが、中大が常勝軍団になると思って率いている」と気持ちを引き締めた。

 その上で「自分は五輪に行けなかったので、五輪選手を1人でも多く育てるという思いでもやっている」ときっぱり。勝利と育成の両立は決して簡単なことではない。それでも「世界大会のスケジュールと日本のカレンダーは相いれないところがあるので、バランスを取るのが難しい。そのバランスを探るのがわれわれ指導者の仕事。何となくこういうスケジュールを組んだらいけるという手応えはある」とすでに青写真を描いているという。

 現在の中大には、吉居大和(3年)、吉居駿恭(1年)の〝吉居兄弟〟など、複数の有力選手が在籍している。藤原監督は「吉居(大和)たちが4年のときにやってみて、総合優勝まで届くかチャレンジしてみたい」と力強く宣言。箱根から世界へ――。今回の好結果をつなげていく。

2区で区間賞に輝いた中大・吉居大和(代表撮影)
2区で区間賞に輝いた中大・吉居大和(代表撮影)