自民党の薗浦健太郎衆院議員(50)が、〝政治とカネ〟の問題をめぐり、早ければ21日に議員辞職届、離党届を提出するとの情報が永田町で流れている。
薗浦氏は資金管理団体「新時代政経研究会」と関連する政治団体「そのうら健太郎後援会」が、複数の政治パーティーで得た収入を政治資金収支報告書に過小に記載した疑いで、東京地検特捜部から任意で事情聴取を受けている。捜査関係者によると、特捜部は薗浦を政治資金規正法違反で略式起訴の方向で準備を進めているという。
「薗浦氏は刑事処分が決まる前に議員辞職届を細田博之衆院議長に正式に提出すれば、近く議員辞職が正式に決まります。薗浦氏の辞職に伴う千葉5区の補欠選挙は、来年4月23日に行われる見通しです」(永田町関係者)
薗浦氏は読売新聞で記者として活躍した後、麻生太郎副総裁と行動をしてきた森英介元法務相に誘われて政界入りしたという。麻生氏が総務相の時に政策秘書として実績を積み重ねて、政治家として外交・安全保障に精通し「近い将来、大臣ポストを手に入れられる」(自民党議員)と評判が高かった。
党内では麻生氏が会長を務める〝麻生派〟に所属し、直近の一人として知られていた。そんな薗浦氏が政治資金パーティーの収入合計4362万円を過小記載して、議員辞職することに党内では大きな衝撃が走っている。
「秘書からの事前報告を特捜部の聴取で認めた薗浦氏は、裏金の一部を〝遊興費〟として使っていたと説明しています」と話した自民党関係者は、薗浦氏の意外な素顔をこう明かした。
「子供が都内の有名私立小学校に入ってからは、都内と選挙区(千葉県)の〝二重生活〟。党内では教育費などでお金が必要だったと言われています」
薗浦氏は特捜部に略式起訴されれば、公民権が停止され、政治家復帰するにも相当の時間を要すると見られている。
永田町関係者は「薗浦氏は麻生氏を『オヤジ』と呼べる数少ない議員です。千葉の選挙区を離れて麻生氏の地元・福岡県に移住して仕事を探すのではないか。その際、麻生氏が仕事の面倒を見るのではないか、という話が早くも出ています」と語った。
果たして麻生氏は薗浦氏の面倒を見るのか注目されている。












