山陽オートの九州スポーツ杯GI「第57回スピード王決定戦」は15日が2日目。今大会は3日目に準々決勝戦が組まれているため、早くも最終予選となる。

 強めの風、雪も舞った14日の初日は1~6Rが湿走路、7~12Rが不安定(ブチ)走路での争いとなった。走路的にはっきりとした機調、気配はつかみきれないが、主力陣では丹村飛竜(38=山陽)、中村雅人(41=川口)、黒川京介(24=川口)が白星発進を決めた。

 不安定走路の初日9Rを制した地元ランク最上位の丹村は「1コーナーで展開よく行けたし、走路的に早めに抜け出せて良かった。晴れは前節のリング、バルブ交換とヘッド修理で優勝戦の感じは良くなっていたし、跳ねもなかった。前検練習の感じも悪くなかったですよ。なので、このまま乗ってからですね」と好ムードだった。

 続く10Rで1着の中村も「だいぶ濡れているところが減っていた。先に行けて、いい展開がつくれた。エンジンはバネ、キャブを調整して、ブチでも悪かったら進まないから今の状態をベースにちょこちょこやっていく。スタートは出を良くしたい」とスタートに調整の余地を残したが、気配は悪くない。

 スピード王歴代覇者でもある黒川は「力を出そうと思ってやった調整がやり過ぎたみたいで、乗りやすいだけだった。遠回りしている気がしたので一度内に行ってみたら滑ったので、また外に切り替えたのが良かった。晴れならやったキャブを戻し気味にして、かけながら調整をしていく」。エンジンは再調整の必要ありだが、レース道中の的確な判断が好結果を生んだ。

 大会連覇を目指す青山周平(38=伊勢崎)は、トリの12Rに出走したが一歩追い及ばず2着。「濡れた部分がいいところにあって、車を振ったら乗っちゃうし、難しかった。人間の問題です。エンジンは、こんな(不安定)走路で何とも言えない。ただクランクを替えて初日にしては、まあまあかな。タイヤの跳ねは大丈夫だった。エンジンはちゃんとした晴れを乗ってから調整。タイヤも替える」と振り返ったが、初日は走路状態の影響が大きかった印象。2日目の巻き返しが注目されるところだ。

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