また1つ新たな歴史を刻む――。2014年ソチ&18年平昌五輪フィギュアスケート男子金メダルでプロに転向した羽生結弦(27)が5日、東京ドームでスケーター史上初となる単独アイスショー「GIFT」を来年2月26日に開催すると発表。未知なる領域に足を踏み入れる決断を下した。
同日に行われた単独アイスショー「プロローグ」(青森・フラット八戸)の千秋楽では、平昌五輪のフリーで演じた代表曲「SEIMEI」など全10曲を熱演し、目に涙を浮かべる場面もあった。圧巻の演技に観客がうっとりする中で、終了後に新アイスショーの場所と日程がサプライズで明かされると、観客たちからは自然と声があふれ出た。
かねて関係者から「東京ドームでやりませんか?」と声をかけられていたというが、当の羽生は「正直、僕はそこまでの実力があると思ってもないし、そこまでうぬぼれてもないですし、そこまで自信があるわけじゃないです」と率直な思いを吐露。
それでも、周囲と協力しながら「自分やいろんな方と構成を考えたりしていく中で、東京ドームでしかできないスケートってなんだ?というものをいろいろ考えました。それを東京ドームで見せたいなという気持ちで、今はギフトに向けて進んでいます」と挑戦する道を選択した。
誰もが知らない世界に足を踏み入れる。「正直すごい緊張しています」と話しつつも「たくさんのスタッフの方々が構成を練って、自分でもいろんな構成を考えて、そして、その中に物語をつけて、自分で書いて、ナレーションをつけてみたいな作業をこれからもやっていくつもりです」とやる気をみなぎらせている。
「普通のアイスショーとはまた違って、物語が主体としてあって、その中に僕のプログラムたちがいろんな意味を持ってそこに存在しているという絵本のような物語を鑑賞しに来ているような、そんな感覚で見ていただけるスケートになっていると思うので、ぜひ期待していただければと思います」
果たしてどんなアイスショーを見せてくれるのか。ファンの期待は高まるばかりだが、羽生は確かな手応えを感じているようだ。











