米動画配信大手ネットフリックスによるヘンリー王子&メーガン妃のドキュメンタリーシリーズの予告編が先週公開されたが、その中で使用された1枚の写真は、夫妻がエリザベス女王の許可なく、写真家をバッキンガム宮殿に招き入れて撮らせたものだったことが分かった。英紙テレグラフが伝えた。

 同紙によると、問題の写真は、王子夫妻が王室離脱する直前の2020年3月、2人が手をつなぎ、バッキンガム宮殿内で、ドアに向かって歩く、後ろ姿を撮ったモノクロの1枚だ。

 夫妻は宮殿の主である女王の許可も得ず、勝手に写真家に撮影させたこの行為について、宮殿側は当時、王室儀礼に違反するものだとして、正式に苦情を申し入れていたという。

 英王室の私的財産を管理する「ロイヤル・コレクション・トラスト」の規則によると、バッキンガム宮殿内部で許可なく写真や映像を撮影することは厳格に禁止され、特に商業目的での撮影は特別許可が必要とされている。

 また、女王の在位70年を祝った今年6月のプラチナ・ジュビリーの際は、ドキュメンタリーシリーズ用にネットフリックスの撮影クルーを同行させようとして、王室側から強く拒否されたことが複数のメディアで報じられた。

 米ニュースサイト「インサイダー」は、ヘンリー王子夫妻の私生活を撮った写真などがどれほど使用されるのか、8日に配信開始されるドキュシリーズの中で明らかになるとしている。