【FIFAワールドカップ】カタールW杯1次リーグE組最終戦(1日=日本時間2日)で日本は優勝候補スペインに2―1と逆転勝利し、2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。元日本代表FW武田修宏氏(55)が奇跡を起こした森保ジャパンの戦いを振り返った。

【武田修宏Take it easy】本当によかった。森保監督をはじめ選手たちがブレずにやってきた結果だと思うよ。先制点を決められたけど、ある程度は想定内だったんじゃないかな。

 もちろんゼロに抑えることが理想だけど、2点目さえ取られなければ、ひっくり返せるプランだったはず。ドイツとの初戦もそうだったし、スペイン戦も試合運びは素晴らしかった。後半から出たMF堂安が先制ゴール、同じくMF三笘が逆転ゴールのアシストだからね。堂安は気持ちが入っていたのが印象的だった。リードして試合を締めくくる過程で、DF冨安健洋(アーセナル)、MF遠藤航(シュツットガルト)の投入もハマってくれた。
 
決勝トーナメント1回戦はF組2位のクロアチアが相手。F組首位突破のモロッコの方がよかったと思う人もいるかもしれないけど、日本の場合、アフリカや南米勢じゃなくて欧州勢の方がやりやすいだろうしね。実際、ドイツ、スペインに勝っているし、前回準優勝国だけど、自信を持って臨めると思うよ。

 ただ一発勝負の決勝トーナメントになると、どのチームも手堅くいく傾向になるから、先制点を取られると難しくなる。これまで1次リーグ3試合ですべて先制されているのは気になるところ。そこはしっかり修正して目標とするベスト8以上へ進んでもらいたいね。
 (元日本代表FW)