森保ジャパンがカタールW杯1次リーグ最終戦のスペイン戦(1日=日本時間2日)を控える中、元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏(41)が自身のユーチューブチャンネル「闘莉王TV」を更新。再び指揮官の采配に疑問を投げかけた。

 改めて0ー1で敗れたコスタリカ戦(27日)を振り返り「絶対にドイツ戦の勢いを殺しちゃいけなかった。見事に勢いを自分たちで止めてしまった。日本戦を見ていても、やっぱりコスタリカは弱いなと。もう1回見たんですけど、本当に勝たなきゃいけない試合だった。もう32か国中(最弱は)カタールかコスタリカ。(カタールより)コスタリカのほうが弱いんじゃないか」と苦言を呈した。

 続けて「あの失点の場面までに点を取れなかったことが一番の問題。あそこまで何もできなかった日本がいた。負けたのは、あの失点があったからじゃない。森保(一)監督のインタビューをみると『あそこまでは自分たちがやろうとしたことがやれた』と。やろうとしていたことが、あれだったらガッカリ」と嘆いた。

 さらに、ターンオーバーを採用してコスタリカ戦に臨んだことも批判。「ブラジルとか、ドイツ、アルゼンチン、スペイン…。あれだけすごい選手がいるのにターンオーバーしていない。オレが一番怒っているのが、なぜ能力の高い選手を最初から使わないのか。なぜ(ドイツ戦で活躍したFW浅野拓磨やMF三笘薫らを)ベンチに座らせたりしているのか。自分の中の怒りが止まらない」とまくしたてた。

 その闘莉王氏は、次戦のスペイン戦へ向けて「ドイツ戦はまぐれだったんだなと。ただのまぐれとしか思えない」「日本がスペインに勝つのは非常に難しい。それこそ奇跡に近い。コスタリカに敗戦した後のメンタリティーでは非常に難しい」と悲観的な見方を示す。

 それでも最後は「このチームは『本当にヤバイ』と思った時には底力を出してくるチーム。予選もW杯に行けないんじゃないかと思った時に何連勝かして、W杯の切符が手に届くところまでに勝ち点を重ねていった。ドイツ戦の前半を見てヤバイと思ったら、後半にどこから来たかよく分からない力で生き残っている。そういったところに、ちょっとは期待したい」といちるの望みを託していた。