【取材の裏側 現場ノート】目標はあの人気ドラマ越え? 総合格闘家の所英男(45)が、大みそかの格闘技イベント「RIZIN.40」(さいたまスーパーアリーナ)で元UFCトップファイターのジョン・ドッドソン(38=米国)と対戦する。

 所は今年5月、1年半ぶりに総合格闘技(MMA)のリングに上がり、フライ級に階級を下げてDEEP王者の神龍誠と対戦。判定で敗れはしたものの、健在ぶりを見せた。大みそかには強豪相手に今年2戦目を戦うことになり「フライ級でやることによってこうしてドッドソン選手と試合を組んでもらって。神龍選手との試合もですけど、道が広がったと思います」と力を込める。対戦相手、減量に加えて、45歳という年齢との戦いもあるが「若いころと同じでは難しいですよね。それでも年をとったらとったなりの調整方法はあるので。練習でも『これ以上すると次の日以降に残ってしまうな』というのを感じて『この辺に抑えておこう』というのはありますね」と話した。

 そんな所は今月、テレビ東京系人気ドラマ「孤独のグルメ Season10」に出演した。故郷・岐阜での撮影ということで白羽の矢が立ったのだが、所は「〝思い出づくり〟で行ったドラマのエキストラだったんですけど、反響が試合に近いものがあったんですよ」と苦笑いしつつ、貴重な体験ができたという。それでも、総合格闘家としてはエキストラが試合と同等の反響だったことには闘志をかきたてられたらしく「大みそかは試合でドラマのエキストラの反響を越えたいです」と語気を強めた。

 今度は〝本業〟でファンを沸かせる! ベテランの躍動に期待したい。

(格闘技担当・前田 聡)