故郷に錦を飾れるか。大相撲九州場所9日目(21日、福岡国際センター)、幕内錦富士(26=伊勢ヶ浜)が幕内阿炎(28=錣山)を突き落として7勝目(2敗)。取組後は「十両で対戦した時に、阿炎関とやって相手にならなかった。勝ててうれしい」と喜んだ。
7月の名古屋場所で新入幕を果たし、2場所連続で2桁白星をマーク。地元の青森・十和田市では9月の秋場所で勝ち越したタイミングから、勝利のたびに打ち上げ花火が上がるようになった。同市後援会の櫻田一雅事務局長は「三農(母校・三本木農高)のOBが『錦富士が一生懸命頑張っているのに、何も応援しないのか』という話が出て、表現するなら花火が一番いいということになった」と説明した。
また、来年1月の初場所に合わせて、化粧まわしを贈呈する準備も進んでいる。同市はニンニクの名産地として知られ、櫻田氏は「(デザインは)真ん中にニンニクをドンと置いて。その化粧まわしを着けてほしいという十和田市の願いで考えました」と明かす。ちなみに、地元産のニンニクは錦富士が5月の夏場所で十両優勝を決めてから、伊勢ヶ浜部屋に差し入れているという。
その錦富士は優勝争いにも「変わることなく一日一番自分の相撲取って勝てたらいい」と平常心。ダークホースの土俵に注目だ。










