大関残留に暗雲だ。大相撲九州場所9日目(21日、福岡国際センター)、大関カド番の正代(31=時津風)が小結大栄翔(29=追手風)に一方的に押し出されて痛恨の5敗目(4勝)を喫した。取組後は報道陣のオンライン取材には応じず、会場を後にした。

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「厳しい状況? 最初から厳しいのは分かっている。(正代本人も)8連勝してカド番脱出とは思っていない。相撲は精神的なものが影響する」と指摘した。

 9日目を終えて黒星が先行。まだ役力士と多くの対戦を残す中、カド番を脱出するためには6日間で4勝が必要となる計算だ。同じくカド番だった春場所は1勝5敗から大関残留を果たした前例もあるが…。ここから看板力士の意地を見せることができるか。