20日開幕のカタールW杯に臨むアルゼンチン代表は大会中に5つ星ホテルではなく、カタール大学の学生会館で過ごすことになったのには意外な理由があった。

 世界的スーパースターのFWリオネル・メッシ(35=パリ・サンジェルマン)率いる優勝候補のアルゼンチン代表は17日に開催地の首都ドーハに入った。メッシが「最後のW杯」と宣言。自身初の大会制覇を目指しているが、同国代表はW杯期間中に設備が充実し、環境的にも整っている豪華な高級ホテルを使用しない選択をした。

 英紙「デーリー・メール」によると「メッシとアルゼンチン人たちはカタール大学の学生ホールがある控えめな宿泊施設に向かった」とし「広大なキャンパスを利用することで食欲をそそるアサド(アルゼンチンの伝統的なバーベキュー)を開催できるという驚きの決定が下された」と報じたように、バーベキューを行うため、大学の施設を選んだという。

「メッシと仲間たちは伝統的な方法で調理された主にビーフステーキとソーセージを楽しむことができる。牛肉もアルゼンチンから空輸され、特別なアサドシェフも常駐し、母国と同じように調理する」と解説。同メディアの取材に同国サッカー協会は「私たちの焦点は滞在するホテルではなくW杯で勝つことです」とコメント。3度目のW杯制覇へ準備を進める。