ボクシング元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏(35)は、大きな野望を胸に競技の普及・発展に全力を尽くしている。

 11日に都内で会見を開いた亀田氏は「3150ファイトvol・4」(来年1月6日、エディオンアリーナ大阪)で、WBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(28)の防衛戦と、IBF同級5位・重岡銀次朗(23=ともにワタナベ)の世界タイトル戦を行うと発表。自身が世界戦をプロモートするのは今回が初となる。

 早くも世界戦を実現させた亀田氏は「ボクシングを憧れのスポーツにしたい」との思いから、ファイトマネーの増額に着手。具体的な数字は明かさなかったものの、王者には「4ケタ」のファイトマネーを支払うという。本紙の取材には「プレッシャーはあるし、ないと言ったらウソになる」とした上で「ギャラは高めに設定しているし、そこは頑張らないといけない」と覚悟を口にした。

 ファイトマネーを支払う上で、スポンサーの協力は必要不可欠。現在34社のスポンサーが参加しているが「来年は100社を目指したい」。そのために自らが全国で営業活動を展開中だ。「とにかく当たって砕けろの気持ちで、じかに足を運んで思いを伝えている。デジタルの世の中になったけど、アナログも大事。目の前で話をして、目を見て話すことで伝わるものがある」と強調した。

 立場はプロモーターとなったが、新たな道を切り開こうとする姿勢は変わらない。