日本維新の会の鈴木宗男参院議員(74)が10日、ブログを更新。葉梨康弘法務大臣の〝死刑のはんこ〟発言について持論を展開した。

 葉梨氏は宏池会の会合で「朝、死刑のはんこを押して、昼のニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職だ」などと発言。批判を受けて会見を開き、発言を撤回した。

 鈴木氏は「葉梨大臣の発言の全体を見て言うなら良いが、言葉尻をとらえての批判、非難は公平ではない」とした上で、「仲間内の議員の会合で、持ち上げようと思い、そこでのリップサービスが問題となったわけだが、政治家は時に言葉、発言が命取りになる。他人ひと事と思わず、私も注意しなければと言い聞かせたものである」と気を引き締めた。

 一方で、葉梨氏の発言に野党が反発し、10日の参院法務委員会の審議が約1時間遅れたとあって「貴重な時間、審議させない立憲民主党の理事の言動には呆れた」と苦言。「委員会を開けと言いながら、自分たちの都合で審議拒否しようとする姿に、言っていることとやっていることが違うと思いながら、国会、委員会では身体、プライバシー、人権に関すること以外は何を言っても良いことになっているが、報道を一方的に受け止め、言葉尻をとらえて国会で質問することは果たして公正だろうかと疑問に思った」と持論を展開した。

 さらに、鈴木氏は2002年に自身に降りかかった疑惑を振り返りながら「『あることないこと、いや、ないことないこと』で、国会で『ムネオバッシング』が行われたことを想い出しながら『ムネオハウス』とか『疑惑のデパート、総合商社』とか無責任な発言をされ、事実でない、ありもしないとんでもない人権侵害を受けた経験を持つ私としては、国会での発言は、真実、事実に基づいて戴きたいものだと改めて強く感じたものである」と思いを打ち明けた。