日本相撲協会の公式ユーチューブチャンネルに西岩親方(元関脇若の里)が出演し、大相撲九州場所(13日初日、福岡国際センター)の見どころを語った。

 今場所は横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)が両ヒザの手術を受けたため休場となる見通し。出場力士で番付最上位となる大関陣は、より大きな責任を背負うことになる。西岩親方は貴景勝(常盤山)について「(秋場所は)大関陣の中では唯一勝ち越して2桁勝った(10勝5敗)。十分に優勝を争っていける力があると思う」と期待を寄せた。

 また、カド番の正代については「先場所(4勝11敗)は肩のケガもあったと場所後に聞きました。まずは肩のケガをしっかり治すことと、もう少しヒザを曲げて相撲を取ると、もっと勝てる。優勝して大関に駆け上がったころの相撲を思い出してもらいたい」と奮起を求めた。

 一方で、大関から関脇に転落した御嶽海(出羽海)に関しては「カド番(脱出)は8勝ですけど、御嶽海の場合は(大関復帰に)10勝必要。御嶽海にとっては簡単な数字ではないと思う。しかしながら、大関経験者で優勝も経験した。そのころの相撲を思い出してもらいたい」と分析。実力を認めつつも、厳しい戦いになるとの見方を示した。

 さらに、秋場所で2度目の優勝を果たした小結玉鷲については「一番の注目は玉鷲。平幕優勝した力士は次の場所でなかなか勝てないけど、玉鷲に限っては連続優勝を目指せるのでは。横綱大関が決して好調とは言えないので、十分チャンスはあると思う」とV候補に挙げていた。