兄弟子に続く――。大相撲九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)の新番付が発表された31日、新入幕の熱海富士(20=伊勢ヶ浜)がオンラインで会見を行った。

 若手注目のホープが幕内土俵に上がる。2020年11月場所の初土俵から所要12場所は、年6場所制になった1958年以降、朝青龍らと並ぶ8番目のスピード記録。「本当にうれしい。早く上がる目標はあったんですけど、上がれてよかったと思います」と頬を緩めた。

 名古屋場所、秋場所はいずれも8勝7敗で「毎場所ギリギリ」と話しつつ「先場所の相撲だと通用しないと思っていて。少しずつ力はついているのではないかなと思います」と自ら成長を実感。一方、師匠の伊勢ヶ浜親方(元横綱旭富士)は「まだ相撲が出来上がってない中でここまで番付を上げている。相撲的にはやってみないと分からないので、そこにちょっと期待している」と語った。

 故郷からの応援も励みになっているようで「熱海のみなさんには感謝しかないので自分の活躍で熱海の名前が広がってくれれば」と気合十分。さらに「兄弟子の翠富士関や錦富士関が新入幕で三賞取ってかっこいいなと思ったので、それに近づけるように頑張りたいです」と意気込みを口にした。

 将来は「一番上まで目指したい」と番付の頂点を目標にする20歳。一気に駆け上がることができるか。