二度あることは三度ある――。大相撲九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)の新番付が発表された31日、小結玉鷲(37=片男波)がオンラインで会見を行った。
9月の秋場所で2度目の優勝を果たし、東前頭3枚目から東小結に番付を上げた。西関脇だった2019年名古屋場所以来19場所ぶりの三役復帰に「うれしいですね」とニッコリ。本場所初日恒例の協会あいさつは八角理事長(元横綱北勝海)と三役以上の力士が土俵に上がるが「その場に立ちたいなといつも思っていて、ようやくかないます」と当日を心待ちにしている。
九州場所は宿舎がある福岡・朝倉市での親善大使を務めるなど特別な思いを抱いている。今月には同市で優勝祝賀会が開かれ、コロナ禍で交流機会が減っていたことから、玉鷲自ら涙がこぼれたという。「やっぱり感動しますね。大勢の人に来ていただいて『よかったよ』と。親から出るような言葉をもらった」。今では家族のような絆で結ばれているわけだ。
また、九州場所は12年以降負け越しがなく「(優勝した翌場所が)九州というのはうれしい。まずは勝ち越して、そこから一番一番みなさんにいい報告がしたい」と話す。
初優勝した翌場所の19年春場所は5勝10敗と思うような成績を残せなかった。「勝とう、勝とうと思うと変な感じになって。もっとしっかりやらなくちゃと、体が硬くなってしまった」。前回の反省を生かし、自然体で本場所に臨むつもりだ。
年6場所制以降、37歳10か月で最年長Vを決めたベテランは「2回(優勝)してるんだから、3回もやればできるんじゃないかな」。もう一度、賜杯を狙いに行く。












