大相撲の大関貴景勝(26=常盤山)が、初の〝世界タイトル〟獲得だ。

 7日は東京・両国国技館で行われたファン感謝祭に出席。ギネス世界記録「同時にしこを踏んだ最多人数」に挑戦する企画では、自身を含めた関取衆、親方、ファンらが協力し、これまでの250人を上回る400人が新たな記録として認定された。貴景勝は「ファンのみなさんと一緒につくるギネスというのがよかった。新鮮で楽しかったです」とニッコリ。その一方で「(しこは)稽古場で鍛錬という感じで踏んでいるんで。楽しくしこ踏むというのは初めてだったと思います」とも付け加えた。

 前日から2日間の日程で開催されている感謝祭で大関は写真撮影に応じるなどファンと交流。「『応援してます』とか言葉をいただいて。本場所だと自分たちは戦うモードになってすし、土俵で相撲取るだけなので、応援してもらっていることには感謝しているんですけど、言葉で言われてすごく励みになりました」。〝勝負の鎧〟を外し、終始リラックスした表情で振り返った。

 看板力士に声援を送るファンは少なくないが、特に「子供は自分にとって一番力になる」と強調。「(子供のことが)好きだし、一番パワーになる。本当に純粋な気持ちで応援してくれるので、子供に恥ずかしくないような相撲を取っていきたいですね」と力を込めた。

 先の秋場所は10勝5敗。大関として満足できる数字ではなかった。「目指すところは優勝しかないので。9月場所は(優勝争い)できなかったので、一生懸命稽古して11月(の九州場所は)優勝争い、優勝するという形でやるしかないと思ってます」ときっぱり。一昨年九州場所以来3度目の賜杯を手にするつもりだ。