大相撲の横綱照ノ富士(30=照ノ富士)に、パラスポーツ界が熱い視線を送っている。
5日、都内で健康と障がいを考えるイベント「ウェルネスステーション両国2022」が行われ、照ノ富士はボッチャを体験するなどファンらと交流。日本パラスポーツ推進機構の砂野吉貞代表理事は「最初にこういう活動があることを(横綱に)伝えると、ぜひやりますと即答いただきました。本当にうれしかったですね」と感謝を述べた。
2016年設立の同機構は日本パラリンピック委員会(JPC)や日本パラスポーツ協会と協力関係にある。砂野氏が「向こう(JPCや協会)は大会を開催することが多く、啓蒙活動ができていなくて困っていると。そこで立ち上げましょうということになりました」と説明するように、パラスポーツの推進が大きな目的だ。その一環として、独自競技の誕生にも期待を寄せているという。
では〝パラ相撲〟はどうなのか。砂野氏は「車いすで押し相撲なんかいいと思います。(土俵に見立てた)円の中でできそうですよね。パラ競技は自由にルールを作って変更していくものですし、みんなで楽しめるようにすることはできると思います」と力説した。
両ヒザの故障や内臓疾患の経験を持つ横綱はパラスポーツから刺激を受けていると明かした。砂野氏も「不屈の闘志で頑張っている」と横綱の奮闘が励みになっている様子。〝パラ国技〟が実現するか楽しみだ。











