東京都庁で16日に開かれた「第1回 パラスポーツの振興とバリアフリー推進に向けた懇談会」には、パラアスリートだけでなくタレントも出席した。今後もより多くのタレントが懇談会に姿を見せる予定だという。

 この懇談会は、東京2020パラリンピック大会で関心が高まった、パラスポーツとバリアフリーをさらに社会に根づかせるべく、幅広い分野から意見を聞き、都の政策に生かすことを目的としている。

 この日は06年のトリノなど3大会に出場した元パラアイスホッケー選手の上原大祐氏らパラアスリート、歌舞伎俳優の市川海老蔵、演出家でタレントのテリー伊藤、元サッカー日本代表のラモス瑠偉氏、女性ボーカルユニット「リトルグリーモンスター」のメンバーらが参加。リモートでは、仮面女子の猪狩ともかも出席した。

 参加したタレントはこれだけではない。今回は出席しなかったものの、懇談会メンバーには歌手の大黒摩季、タレントの高橋みなみ、眞鍋かをり、プロ野球解説者の中畑清氏にバイオリニストの葉加瀬太郎氏もいる。さらに落語家の林家正蔵、三平に加え、萩本欽一、由紀さおりというビッグネームまでいる。

 東京都のトップである小池百合子知事の〝芸能人好き〟は今に始まったことではない。17年に「東京未来ビジョン懇談会」をスタートさせた時は、前出の高橋も参加したほか、20年に大麻取締法違反で逮捕され、懲役1年執行猶予3年の判決を受けた伊勢谷友介もいた。

 どうしてタレントが多いのか? 都担当者は「人選は知事とも話しながらやっています。(タレントに期待することは)都ではなかなか届かない方々に影響力があるので力をお借りしたい」と、発信力に期待しているとした。

 ただ来夏には参院選が控えている。小池氏が特別顧問を務める都民ファーストの会が政治塾の創設をするなど、周辺の動きも騒がしい。タレントの出席者が多いのは、ひょっとすると候補者探しも兼ねているのかも!?