7月期のTBS系日曜劇場「VIVANT」続編の放送が迫り、プロモーションが本格化している。番組公式Xでは17日までに19日間連続で登場人物とみられるキャラクターのイラストを公開。2クールにわたって放送されるだけに、ファンの期待は高まるばかりだが、局としては心配していることがあるという。それは赤字だ――。

 同ドラマは、表向きは冴えない会社員だが、正体は自衛隊の影の諜報部隊「別班」に所属する乃木憂助(堺雅人)が、謎のテロ組織「テント」の実態に迫るサスペンス。

 前作は2023年に放送され、壮大なスケールと先の読めない展開で社会現象を巻き起こした。今作も主演を務める堺のほか、阿部寛、二宮和也、松坂桃李ら豪華俳優陣がそろい踏みで大作の第二章を盛り上げる。

 すでにプロモーションも本格化している。4月末からは公式「X」がデフォルメされたキャラクターのイラストを何の説明もなく19日間連続で投稿。新規の登場人物のようにも見え、早くもファンの考察を誘っているのだ。続編も注目を集めそうだが、局側には懸念点が一つあるという。

 TBS関係者の話。

「続編の予算がオーバーするのを心配しているんです。前作は評判こそすばらしかったものの、結果的に赤字になりました。しかもそのことまで話題になりましたからね」(同局関係者)

 モンゴルで大規模なロケが行われた前作は、1話1億円とも言われる破格の予算が投じられたが、テレビ放送による広告収入や配信による収益が期待したほど伸びずに苦戦。24年2月に行われた「第14回ロケーションジャパン大賞」では、福澤克雄監督自ら「大赤字です」と認めた。

 今作もアゼルバイジャンでのロケが予定され、一部では前作同様1話1億円規模の予算になると報じられている。それだけに、同局関係者が心配するのも無理はない。

「ドラマは大ヒット、局の名声も大きく向上したのに、赤字ではバツが悪いですからね。なので続編では、前作の結果を踏まえてコストもプランもきっちりと練り上げ、確実に予算内で進行させるよう細心の注意を払っていると聞いています。撮影が始動する際にも、その旨が関係先に通知されました。撮影にハプニングはつきものですが、今作は赤字にならないように計算されているはずです」(同)

 続編もいろいろな意味で注目されそうだ。