〝キック界のドン・ファン〟こと皇治(33)が、11月13日(日本時間14日)にアラブ首長国連邦・ドバイで行われる「GLOBAL TITANS」に参戦することが31日に発表された。

 同大会ではフロイド・メイウェザーが英国の人気ユーチューバー・デジとエキシビションマッチを行う。そのアンダーカードに皇治の出場が決定。RIZINの榊原信行CEOは「超RIZIN(9月25日、さいたま)で(メイウェザーのボディガードの)ジジ選手にKO勝利を収めた後、さかんに皇治に対してフロイド陣営から挑発が来てまして。次にフロイドがドバイでエキシビションを行うんですけど、そのアンダーカードでメイウェザープロモーションから刺客を送り込みたいと」と経緯を説明した。

 対戦相手はボクシングでプロ3戦3勝のジャハン・イングラム(21)に決定。メイウェザーの秘蔵っ子といわれ、今年5月に公開された朝倉海のユーチューブでは海とボクシングのスパーリングを行っていた。VTRで登場したメイウェザーからは「俺のダチを倒した皇治、俺のチームのジャハンと試合をやろうじゃないか。俺のエキシビションのアンダーカードで組むしかない」と直々に指名を受けた。

 試合は3分3R65キロ以下のエキシビションマッチとして行われる。皇治は「マルコメ(メイウェザー)からもモテてしゃあないなと。やっとメイウェザー来たと思ったらまたパチモンのマルコメ来たから」と報道陣を笑わせつつ「TMTは雑魚の集まりですからね。大将がすごいからってそれに群がってる集団ですから。俺が一人でTMT狩りしますよ。まあ目指せメイウェザー、マルコメの道ですよ」と、〝本丸〟メイウェザーとの対戦を見据えた。榊原CEOも「ロックオンされてるんだと思います。フロイド側から日本人選手を固有名詞で呼ばれたことはなかった。ジジが負けた、TMTとして負けたことが大きいことなんでしょうね。積み重ねていくことで親分が出てこざるをえないこともあると思うので」と、今後の展開に期待を寄せた。

 対戦相手のイングラムも譲らずトラッシュトークを展開。「ジジは大したことないので、(皇治が勝つのに)3Rもかかっているなんて話にならない」「皇治は本物のファイターと戦ったことがない。俺はボクシングの新しい顔」「朝倉とスパーリングをやって2Rで諦めさせた」などと挑発した。

 しかし口で皇治に勝てるファイターはなかなかいない。「こういうところが腹立つんですよ。ボクシングでやってるでしょ。(本来なら)ルール決める(権利がある)のは、メイウェザーだけですから。(イングラムが)海とMMAでやったら2秒ですから」と、TMT勢はあくまでメイウェザーの威を借りているだけど指摘。「KOされない男と言われるのも11月13日までだ」と予告されても「3戦しかしてないションベン小僧が何を抜かしとるんやと。日本人ファイターはルールをあわせてやってるんですよ。そういうところに敬意もないしね」と、怒りをあらわにした。

 海外での試合経験と問われた皇治は「(夜の)寝技しかないですね。不安はないですよ。楽しみです。大アウェーでしょうし、燃えるものがありますね」とニヤリ。「女の子にええ思いさせるためにバイトに行ってきますよ。チョロいもんですよ」と、最後まで皇治節をさく裂させていた。