〝国内仕様〟にアジャスト完了――。国内女子ツアー「樋口久子 三菱電機レディス」最終日(30日、埼玉・武蔵丘GC=パー72)、28位から出た渋野日向子(23=サントリー)が68と伸ばし、通算3アンダーの9位で5か月ぶりの国内凱旋試合を終えた。
本人は「自分のショットとスコアが比例してない一日だった。パターが入ってくれたり、ラッキーがあった」と、やや不満顔だったが、初日61位の出遅れから尻上がりに調子を上げてトップ10フィニッシュ。この日は後半の1番、6番で10メートルのロングパットを沈めるなど大ギャラリー(7046人)を沸かせた。
好スコアの要因は、メンタルの側面にもあるようだ。ファンの声援をプラスに変える渋野でさえ、押し寄せる大人数には「緊張する」と話すほど。2日目(29日)のラウンド後には大ギャラリーについて「魅せなきゃいけない、バーディーを取らなきゃという思いはちょっとあったかもしれない」と微妙な気持ちの揺れを明かした。
今季から本格参戦している米ツアーでは、大人数が渋野組につくことはないだけに、ある男子プロは「5月に国内でプレーした時もギャラリーの多さに『緊張した』と言っていたし、米国に行ってそういう環境がなかったことで、今回も慣れるまで少し時間がかかった可能性がある」と指摘した。
次戦は国内開催の米ツアー「TOTOジャパンクラシック」(11月3日開幕、滋賀・瀬田GC)。初日から大観衆が訪れても通常メンタルでプレーできそうだ。












