あのころの自分は――。国内女子ツアー「樋口久子 三菱電機レディス」初日(28日、埼玉・武蔵丘GC=パー72)、2オーバーの61位と出遅れた渋野日向子(23=サントリー)が、アグレッシブさの重要性を再認識した。
今季から米ツアーに本格参戦している中、約5か月ぶりに国内参戦。前年優勝者として引き連れた多くのギャラリー(初日合計5587人)の期待に応えることができなかった。出だしの1番パー5で1・5メートルを外してしまい、流れに乗れない。1オーバーで前半を折り返すと、13番パー4でようやく初バーディーが来るも、14番、18番で3パットのボギーにしてしまった。
この日はポイントランキングトップで今季3勝の山下美夢有(21=加賀電子)と今季2勝のルーキー・川崎春花(19)とラウンド。山下は11位、川崎は首位と結果を残した2人を見て気づいた。「山下選手も川崎選手も強気のプレーで、3年前だったりとか、プロなりたてのころを思い出す。何も考えずに、イケイケゴーゴーな感じでやっていた。今はそのプレーはできないけど、強気のプレーは忘れないようにしたい」
2019年の「AIG全英女子オープン」優勝は、まさに怖いもの知らずで突き進んだからこそ。そこから経験を積むことでの進化がある一方で、ゴルフの怖さも知って同じようなプレーができなくなる現実もある。攻め一辺倒で結果を残してきたスタイルからのモデルチェンジをしていく中でも、失ってはいけない部分もある。攻守を巧みに使い分ける理想に、どこまで近づけるか。












