新日本プロレス27日の後楽園ホール大会で行われた「NJPW WORLD認定TV王座初代王者決定トーナメント」2回戦で、デビッド・フィンレー(29)がザック・セイバーJr.(35)に敗れベルト奪取はならなかった。
テレビ朝日の申し出によって新設が決定した同王座は、タイトルマッチが15分1本勝負で行われることが特徴。そのルールが律義にもトーナメントから採用されたため、時間切れ引き分けの場合はコイントスで勝者を決するという珍妙な条件で行われている。
テクニシャン同士の対決は、一瞬も気が抜けない攻防の連続となった。トラッシュパンダ、ACID DROPを阻止されたフィンレーは、ザックの胴締めスリーパーに捕らえられるも後転して脱出。そのまま丸め込むと、ザックと丸め技の応酬となる。
さらにフィンレーはザックとエルボースマッシュの打ち合いを展開。しかしエルボーを逆さ押さえ込みの要領で切り返されると、そのままブリッジされてジャックナイフ式エビ固めに移行される。これを返すことができずに3カウントを奪われてしまった。
TV王座新設にあたって団体からは「若手選手へのチャンス拡大」の方針も示されていた。しかしトーナメントにエントリーされた20代選手は16人中2人のみ。フィンレーの脱落によって、生き残っているのは成田蓮ただ一人となってしまった。
無念の敗退となったフィンレーだが「ザックにやられてしまった。俺のTV王者への道は残念なことにここで終わった。だけどいいんだ。これからも挑戦し続け、戦い続けるから」と宣言。「必要であれば1000回以上でもやってやる。ここに名を連ねる選手たち全員が、俺を真のトップと呼ぶまでな!」と、さらなる精進を誓っていた。











