新日本プロレス26日後楽園ホール大会で行われた「NJPW WORLD認定TV王座初代王者決定トーナメント」1回戦は、成田蓮(24)が石井智宏(46)を撃破し2回戦(30日、幕張)に進出した。

 テレビ朝日の申し出によって新設が決定した同王座は、タイトルマッチが15分1本勝負で行われることが特徴。そのルールが律義にもトーナメントから採用されたため、時間切れ引き分けの場合はコイントスで勝者を決するという珍妙な条件で開幕した。

 米国・LA道場から10日両国大会で凱旋帰国したばかりの成田は、師匠・柴田勝頼が数々の激闘を繰り広げてきた石井と、壮絶な肉弾戦を展開する。残り時間1分となったところで垂直落下式ブレーンバスターを狙われたが、ヒザを頭部に叩き込んで脱出。ラリア―トをブロックしてハイキックをさく裂させる。最後は突進してきた石井にフロントスープレックスホールドをさく裂させて激闘に終止符を打った。

 G1クライマックス常連の石井から殊勲の勝利をあげた成田は「石井に勝って俺がここに立ってる! その意味! お前ら分かるか? 始まってんだよ、世代交代! 俺が新日本プロレス変えてやる! よく見とけよ、お前ら!」と堂々と宣言。「いまベルト巻いてるやつら、のんきにしてたら一瞬でコロッと変わるぞ・ もう始まってんだからな!」と、全方位に宣戦布告していた。