福岡県久留米競輪場で熱戦を展開してきた熊本競輪GⅢ「開設72周年記念 火の国杯争奪戦in久留米」は4日、12Rで決勝戦(V賞金438万円)が行われ、郡司浩平(32=神奈川)が深谷知広(32=静岡)の巻き返しに乗って勝利。4月川崎以来、15回目のGⅢVを果たした。

 名古屋GⅡ共同通信社杯で完全Vの余勢を駆る郡司がビシッと決めた。

「前回の勢いのままにこうやって取れたのは次につながるし、大きい優勝と思います」
 
 レースは正攻法を選択の深谷知広が引いて8番手からの鐘カマシ。郡司は相棒の踏み出しに集中し、バック過ぎでは車間を切る余裕も見せた。

 7番手まくりの松浦悠士(31=広島)を阻み、返す刀で内を突いた村上博幸(43=京都)を封じ込んでの快勝劇に「深谷さんありきのレースで自分だけの力ではない。(並びが)逆だったらあのレースはできない。それが深谷さんの強み」とパートナーに最大級の賛辞を送った。

 これで賞金を大きく加算した。年末の平塚グランプリ出場へ向けて、順調に進んでいるが、まずは目の前の一戦一戦が大事。次走は前橋GⅠ寬仁親王牌(10月20~23日)だ。

「ドームなのでいつもとはレース展開が変わってくるが、対応できるように練習してきたい」

〝ハマのプリンス〟は年末の大一番までノンストップだ。