フランス1部モナコの日本代表MF南野拓実(27)が2日のナント戦で途中出場したが、またもや精彩を欠いて批判を浴びてしまった。

 今季不振の南野は9月18日のスタッド・ランス戦でようやく新天地初ゴールを決めたが、森保ジャパンでの2連戦は低調に終わり、クラブに戻って再び復活を期した。

 だが、リーグ再開初戦となった2日のナント戦ではスタメン落ちしてベンチスタート。4―0と試合が決まった後半21分にようやく出番がまわってきた。ところが、ピッチ上では目立ったプレーは見せられず不発。チームもメンバーを交代してから押し返される場面が目立ち、良くない印象で試合を終える形となった。

 結局、チームは4―1で快勝。現地メディアはプレー時間が短かったこともあり、南野はそろって〝採点なし〟の評価となったが、データ分析専門サイト「ソファースコア」では出場したモナコの選手の中で最低タイ評価となる「6・5点」と厳しい評価が下された。

 データでは24分間のプレーでボールロストが5回を数えており、以前からの課題が改めて浮き彫りになった。

 11月1日に予定されるカタールW杯のメンバー発表まで1か月を切り、日本の10番は復活をアピールすることができるか。