林芳正外相が30日、東京・千代田区にある日本記者クラブで会見を行い、日中国交正常化50周年を迎えた中国との関係について語った。
今年1月にも日本記者クラブで会見を行った林氏は2022年について厳しい予想をしていたが、この日の会見では「残念ながら悪い予想が当たってしまった。ポスト冷戦時代の終焉で、国際秩序の動揺を表している」と、ロシアによるウクライナへの侵攻などを念頭に発言。さらに「力による現状変更や威圧が躊躇なく行われている。ロシアによるウクライナ侵攻は国際秩序の根幹を揺るがすもので、国際的にも対岸の火事じゃない。日本も力による現状変更はいかなる場所でも許してはならない」と警戒感を強めた。
29日には日中国交正常化50周年を迎えたが、林氏と中国との関係について、大王製紙の元会長・井川意高氏はツイッターで「4月4日に故安倍元総理と食事をご一緒したとき『林さんは中国のハニートラップにかかってるでしょうね』と仰ってた。根拠もお話になっていた。」(原文ママ)と投稿し話題になっていた。
この日も〝親中派〟と呼ばれていることを聞かれる場面があったが、「日中関係においては主張すべきは主張して責任ある行動を求めつつ、共通の課題には協力するという建設的かつ安定的な日中関係を双方の努力で構築していく必要がある」と無難にコメント。これまで各大臣を歴任しているとあって、危機察知能力を発揮してサラリとかわした。












