格闘技イベント「RIZIN.38」(25日、さいたまスーパーアリーナ)のメインイベントで、RIZINバンタム級王者の堀口恭司(31)は金太郎(29)に苦戦の末に勝利した。

 米格闘技イベント「ベラトール」に主戦場を移した堀口にとっては、約1年9か月ぶりとなる日本での試合。ベラトールでは2連敗を喫し「がい旋」とはならなかった。この日もゴングが鳴ると、金太郎の打撃に付き合い、パンチを浴びて苦戦。不用意に右ローキックを放った際には、カウンターの左ストレートを食らってしまい、大きく後ろに吹っ飛んだ。そこは回転して立ち上がったが、ダウンととられておかしくない場面だった。

 それでも終盤には右フックを打ち込んでばん回すると、2Rはタックルで倒してグラウンドで圧倒。最後は肩固めできっちり落としてみせた。

 2R2分59秒で一本勝ち。それでも思わぬ苦戦に「ちょっともらってしまったので、もっと得意な寝技にもっていきたかった。自分が打撃でいこうとしてしまい、トレーナーにも怒られました」と苦笑い。打撃の得意な金太郎に付き合い、打ち合いにいったことを反省した。

 それでも「1試合1試合気持ち入れてやっているので、勝てたんでうれしい」と3連敗阻止には安堵した様子。すでに階級を下げてフライ級への転向を示唆しているが「やっぱり体重が軽いので、1階級下げようかなと思う」と改めて転級を表明した。

 その上で今後について「海外でやり返したい気持ちがあるが、RIZINでも試合があれば」と言いつつも、「まずはベラトールでしっかりベルトを巻きたい」とケージ(金網)での巻き返しを誓っていた。