大相撲秋場所千秋楽(25日、東京・両国国技館)、2019年初場所以来2度目の優勝を果たした幕内玉鷲(37=片男波)が、早くも〝ベテランの仕事〟に意欲を燃やしている。
年6場所制以降、最年長となる37歳10か月でV力士になった玉鷲は、再び賜杯を抱いた感想を問われると「いい重みです」と充実の表情。前回は次男のエレムン君が誕生した日と重なったことから「前は奥さん(エルデネビレグ夫人)が自分のより大きい仕事をしたみたいな」と振り返りつつ「(今回は)ようやく自分が喜んでいいな」と頬を緩ませた。
過去の〝成功体験〟も追い風になった。玉鷲は「こういうときこそしっかりしないといけない。迷うことなく自分の相撲に集中しようと。前はどうしよう、どうしようとなったけど、今回は一日一日しっかり自分の相撲を(と思っていた)」。また、取組後や優勝力士インタビューで初優勝時のように涙を見せることはなかったが「多分帰ったら泣くと思います(笑い)」と、涙腺崩壊を〝予告〟した。
初土俵からの連続出場記録が歴代3位(1463回)。今後どこまで数字を伸ばすか注目だが「記録より自分の相撲。若手に負けたくないのが一番」と強調する。さらに鉄人は「何歳まで続けたい? 自分の相撲がどこまでいけるか。玉鷲が面白くないなとなったら、ですね」ときっぱり。衰え知らずのベテランはまだまだ土俵に立ち続ける。












