【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑482】北米大陸を代表する未確認生物の「ビッグフット」。体長2メートルを超える巨体で、縄張りを脅かすと吠えて威嚇してきたり、時には人間を襲撃したりすることもあるが、基本的には人間から距離をおこうとする性質があるようだ。

 だが、過去にアメリカ陸軍が、オハイオ州の奥地でビッグフットの家族を殺害。さらにその死骸を持ち帰って分析するために、特殊部隊を送り込んだという驚きの報告が出てきて話題になっている。

 この内容は先日、海外の掲示板サイトのレディットにあるビッグフットの話題を扱うフォーラムにて、「新しいドキュメンタリー作品で聞いた話」として紹介したことで話題になった。

 問題の事件を取り扱ったのは最近公開されたドキュメンタリー作品の「フラッシュ・オブ・ビューティー・ビッグフット・リベールド」。この作品によれば、ビッグフットを追跡するために軍が関与しているというのだ。作品中ではプライバシー保護のために顔にモザイクをかけられた男性が「米軍特殊部隊のチームがビッグフットの家族を追跡したところ、危険な存在であるという判断がなされ、殺害してライトパターソン空軍基地に死体を持ち帰った」と証言していたという。

 この話はさすがにビッグフットの実在を信じる人ですら驚き、多くの懐疑的な意見を呼んだ。ある人は「そんな作戦のことを公にできるのか?」と疑問を書き込んだ。しかし、ある退役軍人が「軍では多くの極秘の作業が行われています、その大半は一般の人々が知ることはありません」と語って多くの人を納得させていた。また、ある人は「この地域で育った者ですが、あの基地にはいつもバカげた噂がある」とも述べていた。

 ビッグフットの死体が持ち込まれたとされるライトパターソン空軍基地はさまざまな噂のある場所でもある。有名なのが「空飛ぶ円盤や宇宙人の死体が隠されている」という「第18格納庫(ハンガー・エイティーン)」が存在するという話だ。

 ライト・パターソン空軍基地には厳重な警備のもと、UFOの実在を示す物的証拠を保管している倉庫があり、空飛ぶ円盤の破片に宇宙人の遺体、さらには生きた地球外生命体すらも含まれており、これらはすべて通称「ブルー・ルーム」という封印された警備付きの部屋に保管されているそうだ。

 中には上院議員が潜入しようとしたが、軍の高官に止められたという話もある。ビッグフットの正体はUFOによって持ち込まれた宇宙生物という説もあるため、ビッグフットの死体が第18格納庫のあるライト・パターソン空軍基地に持ち込まれたというのは、ある意味で筋が通っているとも言える。

 これが本当であれば興味深いのだが、第18格納庫にまつわる噂の大半は、有名なロズウェル事件をもとに、尾ひれがついて後付けで作られたもののようだ。当然といえば当然だが、アメリカ政府と空軍はこの基地に関する噂を常に強く否定しており、1985年には明確に第18格納庫の存在を否定する声明も出している。

 だが、声明の後も第18格納庫の噂はささやかれ続けている。おそらく米国政府や軍とUFOに関する都市伝説が生き続ける限り、第18格納庫は存在し続けるのだろう。

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