まさに鉄人だ。大相撲秋場所8日目(18日、東京・両国国技館)、幕内玉鷲(37=片男波)が幕内佐田の海(35=境川)を押し出して7勝目(1敗)を挙げた。

 のど輪で一気に攻めてのけ反る相手を土俵外に退けた。連敗を阻止した玉鷲は取組後「久しぶりに電車道だった。本当によかったと思います」と納得の表情だった。

 この日、初土俵からの連続出場が1456回に到達。歴代3位の貴闘力に並んだ。7月の名古屋場所は部屋でコロナ陽性者が判明し、5勝7敗の時点で途中休場となったが、本人の意向に関わらない休場だったことから記録は継続していた。玉鷲は「全然、まだ意識していないので」としつつ「みなさんの支えがあってのこと」と感謝を口にした。

 前半戦を終えて全勝の幕内北勝富士(八角)を1差で追走。それでも玉鷲は「一日一日自分の相撲が取れればいい」と平常心を貫いている。