俳優の石坂浩二(81)が3日、都内で行われた自民党公認で参院選東京選挙区に出馬している生稲晃子氏(54)の応援演説を行った。「生稲さんにぜひ皆さんのお力添えをちょうだいしたい」と支援を呼び掛けた。

 渋谷・ハチ公前に集まる聴衆を前にスーツ姿で現れた石坂は「私の生まれは1941年で81歳になります。戦前なんです。物心ついたときは爆撃をされて、友達も失いました。今、それに似たことが起きているので本当は思い出したくもなかった子供のころを否応なしに思い出さざるを得なく、辛い毎日です」と世界情勢を嘆いた。

 生稲氏を応援する理由を「この80年間しみじみ感じるのは地球はどんどん狭くなってきている。政治はもう少し変わっていかないといけない。生稲さんをオススメするのはこうした考えについて真摯な考えからを持っているから」と語った。

 石坂の応援のためか、生稲氏の演説にも変化があった。これまでがん経験や心のケアの問題、働き方改革について訴えていたが、この日は「ロシアのウクライナ侵攻によって物価高が進んでいます。皆さまの家計にも大きく響いて大変な毎日をお過ごしだと思います」と物価高にも言及した。

 そして「実は16年間、飲食店を経営しています。小さな鉄板焼き屋です。お好み焼きを出しています。小麦粉が値上がりして苦しい状況です」と告白。「いろいろな経験を積み重ねてきた。だからこそ弱い立場の人の力になれると確信しています」と訴えた。