新型コロナウイルスに感染した岸田文雄首相は22日、早速リモート公務を開始した。政府は首相公邸で公務にあたる岸田氏の写真を公開し、無事だとアピールをしているが…。
岸田氏の感染は21日に判明。症状は軽く、22日午前には平熱になったという。感染ルートは不明だが、岸田氏は16日から夏休みを取り、いろいろ出歩いていた。
16日は茨城県に妻や親族らとゴルフへ。17日には新幹線に乗って静岡・伊豆の旅館に向かい宿泊。18日は静岡県内の観光をたっぷりと堪能し、19日には家族で昼食に寄ってから帰宅。20日は公邸で過ごした。この夏休み中に感染したとは限らないが、これだけ出歩いていればリスクも高いだろう。22日に会見した松野博一官房長官は「総理は夏休み期間中も他人と接触する場合は、常にマスクを着用するなど適切な感染対策に努めていた」と、きちんと対策はしていたと強調した。
コロナ感染により予定されていた外遊は中止。27日からチュニジアで開かれるアフリカ開発会議への出席はオンラインでの参加になる見込みだ。
リモートとはいえ早期の復帰は「体調に問題ない」とのアピールにはなったが、一方で不安の声も出ている。コロナで重症化した経験のある男性は「復帰アピールは国民に対して間違ったメッセージになりはしないかと懸念しています。今の岸田氏を見れば『コロナはやっぱりたいしたことない』と思う人が増えるのでは?『コロナでも働ける』という社会になりはしないか」。
感染して苦しい思いをした人たちからすると、今でももちろんコロナは恐ろしい病気だ。ところが岸田氏は休むどころか、感染が分かった翌日から働いているのだから、社会に与える影響は大きい。
「軽い症状なら岸田氏も対策に熱心にならないでしょう。無策が続きそうです。しかし、感染者のすべてが軽症とは限らないのです」(前出の男性)
無策が続けば、支持率は上がりそうにない…。












