東南アジアでも注目の的だ。女子ゴルフ「シモーネ・アジアパシフィック・カップ」初日(18日、インドネシア・ポンドックインダGC=パー72)、渋野日向子(23=サントリー)は74で回り、首位と8打差の14位発進。妹でアマチュアの暉璃子(きりこ=明大2年)は75の24位で、個人戦とともに競われるチーム戦では渋野姉妹ペアが9位につけた。

 渋野は「めっちゃ楽しかったです」と語り、エンジョイした様子がうかがえたが、今大会の主催アジア・ゴルフリーダーズ・フォーラム(AGLF)はレディス・アジアンツアー(LAT)として、アジア各地で試合を行うことを目指している。リディア・コ(ニュージーランド)、柳簫然(ユ・ソヨン=韓国)らスター選手が参戦しているが、2019年の「AIG全英女子オープン」覇者で、今年も3位の渋野への注目度は高い。

 大会公式ページは渋野をトップページで特集。「全英女子で調子を取り戻した渋野日向子が、優勝争いに加わることを宣言」と記述。「笑顔のシンデレラのニックネームを持つ23歳は、3年前に彼女をスターに押し上げた全英女子で3位に入賞し、ここ最近の不本意な成績に終止符を打った」と、好調を取り戻したことを伝えた。

 タイの「バンコク・ポスト」も「笑顔のシンデレラは準備万端」と焦点を当てている。ゴルフの実力はもちろん、人びとを魅了する渋野の魅力は万国共通のようで、アジアの顔となりそうだ。