日本維新の会は27日、大阪市内で臨時党大会を開き、結党以来初となる代表選の投開票の結果、馬場伸幸共同代表(57)を新代表に選出した。
代表選は松井一郎代表の辞任に伴うもので、馬場氏のほかに足立康史衆院議員(56)、梅村みずほ参院議員(43)が立候補していた。特別党員586人と一般党員1万9293人が1人1票の投票権を持つが、告示を前に松井氏が馬場氏への支持を表明。〝出来レース〟の声も聞かれる中、これまでの実績と現状路線の継承を訴えた馬場氏が制した。
馬場氏は「日本維新の会の飛躍を考えていきたい。改革を前に進めていく、日本維新の会を自民党と対峙できるよう大きく育てていきたい」とあいさつ。「松井代表がやってきたことを継承して新たな飛躍につなげたい。野球でいうと松井さんは4番ピッチャーの花形、僕は8番キャッチャー。性格は急には変わらない。私はこれからも8番キャッチャーの役目を守っていく」と語った。
また、馬場氏は吉村洋文副代表を共同代表に指名。「今まで松井代表が大阪を中心にやってくれてエリア分担できた。大阪維新の運営をやってくれてる吉村さんに副代表ではなく、共同代表としてやっていただきたい」と期待した。
開票を待つ合間には、特別党員と党幹部との〝記念撮影会〟が繰り広げられていた。
中でも、吉村副代表の前には、新代表の馬場氏や松井前代表をはるかにしのぐほどの〝吉村詣で〟の長蛇の列ができ、党内での人気ぶりを感じさせた。党大会中は険しい表情を見せていた吉村氏もこの時ばかりは、とびきりの笑顔を見せていた。
一方、代表を退いた松井氏は「僕の政治の原点は怒り。もう怒ることもなくなったので終了」とすがすがしい表情を見せた。












